- 仕事・家事・育児の両立に疲れた
- 家事を時短してうまく時間を使いたい
- 共働きでワンオペ…もう辞めたい…
こんな人のための記事です。
夫の帰りは24時。男児2人の育児と仕事に家事…毎日ヘロヘロなママライターです。
ワーママは365日、休みナシ。
- 会社員としての仕事
- 職場での人付き合い
- 家事・育児・介護
- 休日は子どもの相手や習い事の送迎 など
1日何も考えずゆっくり休息をとりたくても、やるべきことがたくさんありますよね。
1日24時間は変えられないので、忙しい毎日をよりよくするためには「時短」がネック。なかでも私は「食事作り」の時短をおすすめします。
なぜなら、ミールキットは時短効果だけでなく、いろんな嬉しい変化を実感できたから。
今となっては、もっと早く始めていればよかったと感じています。
でも、実際のところ「値段が高い」と、ミールキットの利用を断念している人も少なくないと思います。
私もずいぶん長い間、「ミールキットは高いから…」と利用をためらっていました。
そこでこの記事では、毎日仕事や育児を頑張っているワーママや共働き夫婦が、
- 実はそこまで高くなかった理由
- ミールキットを始めるべき理由
を、まとめました。共働きで毎日の夕飯作りに疲れている方、少しでも時短したい!とお考えの方はぜひ参考にしてください。
共働き家庭こそ!ミールキットを使うべき3つの理由
まずは、「ミールキットは高い」問題からみていきます。
当記事では、総務省の2021年世帯家計調査の全国平均の食費をもとに、ミールキットを利用した場合としなかった場合の食費の違いを詳しくみていきます。
家族人数 | 1か月の食費 | 1日分の食費 |
1人 | 38410円 | 1280円 |
2人 | 66327円 | 2210円 |
3人 | 77578円 | 2585円 |
4人 | 87017円 | 2900円 |
※参考:政府統計 世帯人員・世帯主の年齢階級別 2021年(令和2年)
4人家族の1か月の食費は87,017円。これを便宜上以下のような打ち分けで計算しています。
利用者の多いミールキットの上位4社の料金を比較すると…
サービス名 | 品数 | 4人分の料金 |
コープデリ | 1品 | 858円 |
おうちコープ | 1品 | 972円~ |
Oisix | 2品 | 2,121円~ |
ヨシケイ | 2品 | 1,820円~ |
4人分の夕飯代は、1日1,180円(ミールキットは1商品につき2~3人前のため)。
金額に幅はありますが、1日の夕食代の平均1450円から考えると、ずば抜けて高いわけではないです。
理由① 2日会社を休めるくらい、時短になる
次に、ミーキットを利用することでどのくらい時短できるか検証します。
我が家では、夕食作りにかける時間はこんな感じです。
・1週間分の献立の作成 10分
・1週間分の買い物リスト作成 10分
・買い出し(週2回) 30分×2日
・調理時間 40分×7日
———————————————————–
1週間の合計 360分
1か月の合計 1620分
・1週間分の献立の作成 0分
・1週間分の買い物リスト作成 0分
・買い出し(週1回) 0分
・調理時間 20分×5日
・自炊時間 40分×2日
———————————————————–
1週間の合計 180分
1か月の合計 810分
※1か月4.5週で計算
ミールキットを週5日・1か月間利用すると、料理に関わる時間をおよそ半分の810分(=13時間30分)に時短できる計算になりました。
出勤2日分の時間をカットできるってすごい…
内閣府の経済社会総合研究所国民経済計算部が平成30年に調査した「男女別の家事活動の貨幣評価」によると、女性が行う家事の時給は「約1,470円」。
時給1,470円×13時間30分=19,845円
ミールキットを利用すれば1か月13時間30分時短でき、19,845円分の家事労働コストを削減できる計算になります。
- ミールキットを週5日使えば、1か月13時間30分短縮できる
- 家事の労働コストは19,845円節約できる
理由② 自炊よりミールキットの方がコスパが高い!
次に、自炊した場合とミールキットのコストを比較します。
1日の食費2900円を、便宜上
- 朝食 450円
- 昼食 1,000円
- 夕食 1,450円
と分けて考えてみます。
ミールキット | 自炊 | |
朝食 | 450円 | 450円 |
昼食 | 1,000円 | 1,000円 |
夕食 | 2,121円 | 1,450円 |
合計 | 3,571円 | 2,900円 |
ミールキットの中で一番高かったOisixの料金(2,121円)で計算しても、ミールキットの費用は自炊のプラス671円/日。
週5日ミールキットを利用すると、1か月でプラス15,097円です。
一方で、家事の労働コストを13時間30分=19,845円分節約できているので、計算上、ミールキットを利用した方がお得でコスパも高いです。
ミールキットの時短効果は抜群! 費用対効果も最高!
理由③ 大変な育児は、いつまでも続くわけじゃない
仕事を終えてからの家事は、料理作りだけではありません。
- 保育園、幼稚園の送迎
- 習い事の送迎
- お風呂に入れる
- 宿題の確認
- 食器洗い
- 子どもの歯を磨く(仕上げ歯磨き)
- 翌日の登園・登校の準備
- 寝かしつけ
子どもに関する家事をざっと挙げただけでも、これだけあります。
でも、最近私は感じています。
子どもが小学生になると、随分手がかからなくなる。
我が子は、小学2年生・4歳の男2人。
2人とも早生まれで成長はゆっくり。周りと比べて手のかかるタイプですが、小学2年生にもなると、色んなことが自分でできるようになってきました。
- 保育園、幼稚園の送迎
→小学生は自分で帰ってくる - 習い事の送迎
→家の近所なので自分で行く - お風呂に入れる
→弟と一緒に2人で入る - 宿題の確認
- 食器洗い
→時々手伝ってくれる - 子どもの歯を磨く(仕上げ歯磨き)
- 翌日の登園・登校の準備
→親は見守る程度 - 寝かしつけ
→自分で眠れる
下の子も小学生になれば、やるべき9つの家事が、2~3つにまで減るはず!
何が言いたいかというと、「子どもに手が(時間が)かかるのは、有限」ということ。
体感としては、0歳~4歳までの4年間を乗り越えれば、少しずつ楽になります。
もちろん、年齢が上がるにつれて様々な悩みや問題は生まれると思いますが、
- おむつをかえたり
- トイレトレーニングしたり
- 一緒にお風呂に入ったり
子どもに費やす時間が徐々に減るのは確かです。
だから、ハードスケジュールをこなすママは、子どもが小さいうちだけでも期間限定で活用すればいいと思います。
産後4か月で仕事復帰した私。もっと早く利用していれば、余裕をもって子どもと過ごせたのかな…と少し後悔しています
もし値段が高いという理由だけで利用をあきらめているのなら、もったいないです。
ミールキットは、「1週間メニューお任せ」のものから単発で注文できるものまでさまざま。
- 大事なプロジェクトが近いから、この2週間だけ利用する
- 平日の1~3日利用する
- 気の向いた日だけ利用する
など、自分のコンディションや心地の良いタイミングで活用できるので便利です。
ミールキットは、各社サービス内容が異なるので、詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、一般的に「割高」と思われているミールキットが本当に高いのかを検証しました。
結論は、
いつもの食費より、実際の出費は1万円前後増えるかもしれませんが、1万円以上の価値ある時間が生まれることは確か。
「買い出しに行かないといけない」「献立を考えなくちゃ」という見えないプレッシャー・重荷からも解放されるので、利用しない手はないです。
具体的なミールキットの選び方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ワ―ママの毎日の生活に、少しでも時間と心の余裕が生まれると嬉しいです^^
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